みなさんこんにちは。私は歯医者をしています。そして、大学院で歯科矯正学分野を勉強しています。今日は台湾の矯正治療の費用とシステムについての話をさせていただきます。
以前ある日本人の患者さんから、台湾での矯正治療の費用に関する詳細について質問をいただいたことがありました。それをきっかけに日本と台湾の費用とシステムの違いについて調べてみました。今回はその違いをみなさんに紹介していきたいと思います。


台湾と日本の違い
日本の矯正治療の費用形態は二つあります。一つはトータルフィー制という、すべての費用の総額を事前に確定できるシステムです。もう一つは処置別支払い制という回診回数によって治療費が変化するシステムです。
現在の日本では処置別支払い制の方が多いようですが、このシステムだと治療開始する前に費用の総額を知ることができないので、不安になる方もいると思います。
しかし、トータルフィー制の場合はまとまったお金を用意する必要があるので、支払い面の負担が大きくなってしまいます。クリニックによっては一括で払うことを要求されることもあるので、経済的な理由から治療を諦めなければならない人も出てきてしまう恐れがあります。
台湾の矯正治療の費用形態はほぼトータルフィー制に統一されています。しかし、日本との違う点は支払いのタイミングです。日本のトータルフィー制は事前に全額を支払うことが多いですが、台湾の場合はまず最初の2回で精密検査費用と矯正器具代を支払い、その後の診察の時は残額を自分のペースで支払うことができます。
初めの段階で精密検査費用と矯正器具代を準備する必要がありますが、総額が分かっている上、自分のペースで支払うことができるので、安心して通うことができます。
上記の内容を表にまとめるとこんな感じです。
台湾のシステム | 日本のシステム |
トータルフィー制 | 処置別支払い制の方が多い |
事前にすべての合計金額がわかる (支払いは治療ごと) | 毎回の処置ごとに料金を支払う (合計金額は不明) |
合計金額がわかるから安心 | 最終的な支払い金額がわからない |
当クリニックの制度
先ほど説明したように、台湾のシステムはトータルフィー制ですが、細かい支払い方法は各病院によって少し異なります。今回は皆さんに参考として、当クリニックの費用内訳についてご紹介をいたします。
当クリニックの矯正治療の費用内訳はこのようになっています。矯正治療が始まる前の相談は無料です。治療の方法と方針について話し合い、実際に治療が始まった後から上の費用が発生します。相談は無料なので、皆さんぜひお気軽に相談に来てください。
矯正治療の流れ
精密検査
レントゲン撮影、歯型とり、口の中の写真撮影、顔の写真撮影を行います。
前準備
患者さんによっては抜歯が必要な場合があり、必要に応じて抜歯を行っていただきます。
矯正装置をつける
いよいよ歯に矯正装置をつけ、治療が開始します
矯正治療(動的治療)
1か月に1回程度の通院になります。
保定
矯正治療後の歯を安定させるために、保定装置を装着します。
台湾で矯正治療を考えている方へ
これまで紹介したように、日本と台湾の矯正治療の支払い方法には明確な違いがあると言えます。しかし実際に治療用の器具や材料、治療方法はほとんど同じです。合計金額で見ても台湾の方がお得に治療ができるので、台湾に長期滞在される方や、1ヶ月に一度定期的に台湾を訪れる機会がある方は、台湾での治療をお勧めします。中国語に不安がある方は私に連絡してくれれば、全て日本語で対応させていただきます。
他にも台湾で矯正治療を受けるメリットをまとめた記事もあるので、よければこちらも参考にしてください。
まとめ
今回は日本と台湾の矯正治療の費用形態について比較しながら紹介させていただきました。当クリニックの制度も詳しく説明しているので、台湾で矯正治療を考えている方の参考になればと思います。
矯正をすることで、さらに自分に磨きをかけて、綺麗な笑顔を目指しましょう。
今回の記事を読んで分からないことや、矯正に興味を持った方がいたら、私にお気軽にご連絡ください。もちろん矯正以外のことでも、悩みや聞きたいことがあれば、私になんでも聞いてください。
では、また次回の記事でお会いしましょう!
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クリニックについて
名前:喨粒晶牙醫診所(受付でエリックと言ってください)
電話:0800226565
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