歯のこと

【現役歯科医が解説】矯正治療中三つの注意点

2022 年 3 月 7 日

みなさんこんにちは。私は歯医者をしています。そして、大学院で歯科矯正学分野を勉強しています。今日は矯正治療中の注意点についての話をさせていただきます。

最近日本人で矯正の相談に来られる方が増えているような気がします。矯正の治療を始めた方に伝えたいことが三つありますので、ご紹介させていただきます。

 

飲食面について

矯正治療を始めてまず注意が必要なことは飲食についてです。なぜかというと、飲食をするには歯が必要で、生活に欠かせない動作です。しかし矯正を始めると普通の食生活までも影響されてしまいます。

具体的にどんな影響があるのか、紹介していきます。一つ目は食べ物を噛んだ時に歯に力が入らなくなります。その理由は歯が矯正の力で移動している状態で、細菌こそないものの軽い炎症と同じ状態です。これは矯正を始めて2−3週間くらい、そして矯正の度合いを調整した後2−3日くらいの間に見られる症状です。

その時期はプリンやアイスクリームなどの柔らかいものを用意しておくことをお勧めします。お粥や柔らかい麺もOKです。このようなあまり噛まなくても栄養を取ることができる食べ物が大切です。

二つ目は栄養についてです。矯正器具が口の中にあるので、傷付きやすい上にビタミンBCの摂取が必要となります。ビタミンBCは炎症を抑制する効果があるため、一定量の摂取が望ましいです。食べ物の中にもビタミンを含むものがありますが、一定量に足りるかどうかわからないので、薬局でサプリメントを購入することをお勧めします。

 

衛生面について

多くの人が矯正治療中に虫歯になります。その理由は矯正器具が歯の清潔を保つ邪魔をしているからです。矯正器具は構造上、多くの角があり、食べ物や細菌を溜め込みやすいです。そして、矯正に使うワイヤーは歯に対して横に張るので、フロスは使いにくくなってしまいます。

歯間を清潔にするため、歯間ブラシが必要です。多くの人が歯間ブラシは歯茎を傷つけると心配していますが、歯間ブラシは正しい使い方をすれば傷はつきません。それどころか、正しい使い方をした場合はマッサージの効果があり、歯茎はもっと健康になります。

もう一つ重要なポイントは歯間ブラシを使う順番です。理想的な順番は歯間ブラシやフロスを使った後、歯ブラシでブラッシングすることです。その理由は歯磨き粉のなかに含まれているフッ素が歯間に入り、虫歯の予防ができるからです。

 

検診時期について

矯正治療をスタートした時点で色々慣れないことがあると思うので、検診のタイミングも説明させていただきます。基本的には定期検診の予約に合わせて診察を行えば問題はありません。

定期検診の予約より早く診察が必要なケースは痛みを伴う場合です。ここで言う痛みはワイヤーの端が歯茎に刺さる痛みです。ワイヤーの端以外で口の中が傷ついた場合は、矯正専用のワックスと前述のビタミンBCの摂取によって改善することができます。

 

まとめ

矯正治療をスタートする時はわからないことばかりで不安になるでしょう。それは普通のことです。今回紹介した三つのポイントを知っておくだけで不安が解消されると思います。

それ以外で不安がある場合はお気軽にご相談ください。

もちろん矯正以外のことでも、悩みや聞きたいことがあれば、私になんでも聞いてください。

では、また次回の記事でお会いしましょう!

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笑顏魔術師——黃淳逸醫師

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