みなさんこんにちは。私歯医者をしています。そして、大学院で歯科矯正学分野を勉強しています。今日は歯科矯正についての話をさせていただきます。
衛生面について
まずは衛生面です。歯並びが悪いと虫歯になりやすいです。口の細菌は体の中で最も高密度です。その細菌はむし歯を作ったり、歯周病を起こしたりし、また全身の病気にも関わっているといわれています。
例えば、高齢者の直接の死因で最も多いのが肺炎です。その原因が口の中に潜伏しています。私たちは寝ている時にも唾液などを飲み込む嚥下反射が起きています。その時に細菌が胃に入れば問題ありませんが、高齢者の嚥下反射は低下していて、知らないうちに気管支や肺に入り込んでしまうため誤嚥が起きます。
高齢者の直接の死因で最も多いのが肺炎です。高齢者の肺炎の多くは誤嚥性肺炎です。
機能面について
次は機能面です。歯の噛み合わせが悪くなることで、歯並びに影響が出ます。過度な負荷によって歯がダメージを受けて、歯は噛む力を失ってしまい、硬い物が噛めない問題が生じるようになります。
咀嚼がうまくできないと、胃腸への負担が大きくなって消化不良を招きやすくなります。脳への刺激や血流が不足すると、思考能力や集中力が低下しがちに。
美容面について
最後は美容面です。今の時代は歯の見た目も重視するようになってきました。完璧な笑顔を求める人が増えつつあります。だから、矯正の需要が大きくなっています。今は女性だけでなく、男性も美容のために矯正をする人が大きくなっています。
まとめ
矯正をしたいなら、タイミングも大切です。若い人の方が骨が柔らかいし、早く治療が終わります。大体一年半ぐらいです。年齢が上がるにつれて、骨も硬くなるので、歯の移動が遅くなって治療に時間がかかります。
日本には8020という運動があって80歳の時20本の歯を残そうという目標を掲げています。自分の歯を使ってものを食べると神経が活性化して、痴呆の予防に繋がると言われています。衛生や機能面や美容面を重視してください。
みんなも歯を大事にしましょう！
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クリニックについて
名前：喨粒晶牙醫診所（受付でエリックと言ってください）
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